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雨が好き
第103章 カフェテラス
とはいえ、蒼人さんの心配ももっともで、
ほとんど『みなと町』から出たことがない私は、
知らない町をひとりで歩く、なんてしたことがない。

ひとりで知らない町のバス停でバスを待っていると
なんだかちょっと不安な気持ちが湧いてきそうになる

でも・・・
私は、肩から掛けているバッグのショルダーストラップをぎゅっと握る。

大きなお荷物は駅のロッカーに預けてしまったので、
今は肩からかけている小さいバッグだけが私の持ち物だ。

おサイフ、ハンカチ、ティッシュ、少しのお化粧道具
それからメモ帳と、ボールペンにこのあたりの地図

メモ帳には、前もって蒼人さんと一緒に調べておいた軽井沢の喫茶店やカフェの住所とか行き方が書かれている。
ムックに付属していた地図に、印もつけてある。

うん・・・大丈夫・・・
お父さんと、約束したし。

そう、蒼人さんがお勉強をしている間、私は軽井沢のカフェを見てきてほしいと
お父さんに言われていたのだ。

だから、私は調べておいたカフェのひとつを目指すことにした。

地図を確認
行き先のバス停の名前と、路線図をもう一度見る。

このバスで・・・あってるよね。
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