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雨が好き
第103章 カフェテラス
【カフェテラス】
「じゃあ、僕は研修に行ってきますけど・・・」
蒼人さんが若干、心配そうに私の方を見た。
大丈夫、これは最初からそういう計画だったでしょ・・・
そう思うのだけど、
やっぱり不安は不安みたい
軽井沢町
可愛らしいお店が立ち並び、少し奥まったところには白樺などが両脇を飾る林道と、別荘地がある、言わずと知れた日本有数の避暑地のひとつ。
そこで私たちは一旦、バイバイすることになっていた。
蒼人さんは、ここから30分くらいバスで行ったところにある研修所で、お勉強をしなくてはいけないのだ。
そもそもが、その『お勉強』が主であり、
私との旅行の方がおまけ、なのだが、
なんだか、ここ数日、二人で一緒に計画を立てたりしていて
ガイドブック見たり、
蒼人さんのスマートフォンでいろいろな施設のホームページを眺めたり
そんなことをしていたら、旅行のほうが主になっちゃったりして・・・
だけど、今は蒼人さんは研修の時間だから・・・
夢に向かって進むための、大事なお勉強の時間だから・・・
私は、大人しく、ここで待っていることになっていた。
「じゃあ、僕は研修に行ってきますけど・・・」
蒼人さんが若干、心配そうに私の方を見た。
大丈夫、これは最初からそういう計画だったでしょ・・・
そう思うのだけど、
やっぱり不安は不安みたい
軽井沢町
可愛らしいお店が立ち並び、少し奥まったところには白樺などが両脇を飾る林道と、別荘地がある、言わずと知れた日本有数の避暑地のひとつ。
そこで私たちは一旦、バイバイすることになっていた。
蒼人さんは、ここから30分くらいバスで行ったところにある研修所で、お勉強をしなくてはいけないのだ。
そもそもが、その『お勉強』が主であり、
私との旅行の方がおまけ、なのだが、
なんだか、ここ数日、二人で一緒に計画を立てたりしていて
ガイドブック見たり、
蒼人さんのスマートフォンでいろいろな施設のホームページを眺めたり
そんなことをしていたら、旅行のほうが主になっちゃったりして・・・
だけど、今は蒼人さんは研修の時間だから・・・
夢に向かって進むための、大事なお勉強の時間だから・・・
私は、大人しく、ここで待っていることになっていた。

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