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雨が好き
第89章 バレンタイン・キス
【バレンタイン・キス】

『蒼月を『みなと町』の正式なメニューとしてお披露目する日、
 2月14日にしようと思うんだ』
とお父さんから言われたのは、学園祭よりも前のことだった。

お父さんとしては、チョコレートがテーマのドリンクメニューだし、ちょっとしたお店の話題作り、みたいな感じだったみたいだけど、

それを聞いて、どきりとした。

蒼人さんのお名前が入ったコーヒーが『みなと町』に出される
それが2月14日って・・・

まるでそれって・・・

「なんだか、愛の告白みたいで、素敵ですね!」

私がまさに思っていたことを耀さんが言ってのける。
私の心臓は、また大きく跳ねた。

「いいなあ、みなとさんは・・・もう、高槻先輩のお兄さんと恋人同士。
 チョコ渡すのってそんなに難しくないですよね」

そう、バレンタイン・デーを間近に控えた、ある日の夕方、
耀さんが『みなと町』にやってきていた。
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