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雨が好き
第86章 あこがれ

ぱちぱち・・・と拍手が出た。
多分、水際さん。
そして、耀さん。
段々と拍手が大きくなる。
「こちらこそ、ありがとうございます!」
「古谷さんのお陰で、知らないこと、いっぱい知れました!」
「こんど、また、『みなと町』行きますね!」
「私達のファッションショーにも来てください!」
「モデルにも!」「あ!それいい!」
わいわい、ぱちぱち。
自分でも何を言っているか分からなくなっちゃったくらいなのに、
予想以上の反応に、ちょっと気圧されてしまう。
「みなとちゃん!ありがとう。後輩ちゃん達、大喜びだよ。私も先輩として鼻高々」
水際さんがそんなことを言う。
三々五々、みんなが帰路につく。
水際さんはまだ騒ぎ足りないのか、飲み足りないのか、何人かの後輩を引き連れて、「カラオケ行くろー!」と勝どきのように拳を上げていた。
それについていく人が何人もいるところから、水際さんの人望の厚さが分かるというものだ。
私はもちろん、帰宅することにした。
そんなには飲まなかったけれども、ふらっと来るくらいには酔っ払ってしまっている。
考えてみれば、さっきのスピーチも、酔っ払っていたからできたのかもしれない。普段の私だったら、もっともっとカッチカチになっていた・・・んだろうな。
多分、水際さん。
そして、耀さん。
段々と拍手が大きくなる。
「こちらこそ、ありがとうございます!」
「古谷さんのお陰で、知らないこと、いっぱい知れました!」
「こんど、また、『みなと町』行きますね!」
「私達のファッションショーにも来てください!」
「モデルにも!」「あ!それいい!」
わいわい、ぱちぱち。
自分でも何を言っているか分からなくなっちゃったくらいなのに、
予想以上の反応に、ちょっと気圧されてしまう。
「みなとちゃん!ありがとう。後輩ちゃん達、大喜びだよ。私も先輩として鼻高々」
水際さんがそんなことを言う。
三々五々、みんなが帰路につく。
水際さんはまだ騒ぎ足りないのか、飲み足りないのか、何人かの後輩を引き連れて、「カラオケ行くろー!」と勝どきのように拳を上げていた。
それについていく人が何人もいるところから、水際さんの人望の厚さが分かるというものだ。
私はもちろん、帰宅することにした。
そんなには飲まなかったけれども、ふらっと来るくらいには酔っ払ってしまっている。
考えてみれば、さっきのスピーチも、酔っ払っていたからできたのかもしれない。普段の私だったら、もっともっとカッチカチになっていた・・・んだろうな。

