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雨が好き
第85章 耀一さん

「『みなと町』でコーヒーを淹れる古谷さんは、あのお店込みですごく・・・ファッショナブルです・・・よ?」
ちょっと、耀さんも酔っ払ってるのかもしれない。
ストレートすぎる褒め言葉に、私は頬が熱くなるのを感じた。
「って、これ、高槻先輩の受け売り、なんですけどね」
「高槻先輩って、明るくて、おしゃれで、誰にも優しくて、自然に気を遣えて・・・」
トロンとした目で水際さんを見つめる耀さんの目は、なんだか、とてもキレイだった。
「わー!二人で何いい雰囲気になっちゃってるの!?」
ぽやんと、そんなことを思っていたら、背中からドン、と水際さんが押し寄せてきた。
「わ!た・・・高槻先輩!」
「おお!耀くん!!飲んどるね!?いいね、いいね、青春だね!!」
その言い方が水際さんらしくて、私は笑ってしまった。
私も混ぜて混ぜて、とワインを片手に無理やり、私の右隣に。
私は、水際さんと耀さんの二人にサンドイッチにされることになってしまった。
「でも、みなとちゃんは耀にはあげないよー?
ねー?みなとちゃんとわらしはね、お泊まり会する仲なんらから!」
すっごく酔っ払っている。
肩を組んで、頬を寄せてくる水際さんからは甘いワインの匂いがした。
ちょっと、耀さんも酔っ払ってるのかもしれない。
ストレートすぎる褒め言葉に、私は頬が熱くなるのを感じた。
「って、これ、高槻先輩の受け売り、なんですけどね」
「高槻先輩って、明るくて、おしゃれで、誰にも優しくて、自然に気を遣えて・・・」
トロンとした目で水際さんを見つめる耀さんの目は、なんだか、とてもキレイだった。
「わー!二人で何いい雰囲気になっちゃってるの!?」
ぽやんと、そんなことを思っていたら、背中からドン、と水際さんが押し寄せてきた。
「わ!た・・・高槻先輩!」
「おお!耀くん!!飲んどるね!?いいね、いいね、青春だね!!」
その言い方が水際さんらしくて、私は笑ってしまった。
私も混ぜて混ぜて、とワインを片手に無理やり、私の右隣に。
私は、水際さんと耀さんの二人にサンドイッチにされることになってしまった。
「でも、みなとちゃんは耀にはあげないよー?
ねー?みなとちゃんとわらしはね、お泊まり会する仲なんらから!」
すっごく酔っ払っている。
肩を組んで、頬を寄せてくる水際さんからは甘いワインの匂いがした。

