この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第84章 学生の時間
【学生の時間】

「それは、こっち側においた方がいいと思います」
「古谷さん、カップはここでいいですか?」
「あ!・・・えっと、そうですね。大丈夫です」
「すいません!エスプレッソマシンのセットを確認してもらえますか?」
「はーい」

学園祭当日
私と水際さんは、彼女の母校に来ていた。
前日までにある程度の準備は終えていたので、
今は最終的な機材のチェックや物の配置の確認をしている。

ブースはテントひと張分
4人も立てばいっぱいいっぱいだ

ドリンクメニューは
ブレンド
エスプレッソ
ラテ
そして、新メニュー『蒼月』

ついでに、
サークルメンバーが焼いたクッキーを袋詰めしたもの
市販のアソートチョコ
なんかも販売することになっていた。

値段はそこそこ。
儲けは度外視で、サークルの宣伝が目的だそうだ。

なので、ブースの前の喫茶スペースにはサークル活動の様子を撮影した写真が飾られていた。

結構早めから準備を始めたつもりだったけれども、お店の準備が整ったのは学園祭開始時間である9時の15分前だった。

はあ・・・疲れた。
ここまでで大分私はぐったりしていた。

ちょいちょい、と水際さんが喫茶スペースの椅子から手招きしているので、
お言葉に甘えて座らせてもらうことにした。

「あとは、若いものたちに任せて!」

などと、お見合いの人、みたいなことを言う。
/415ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ