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雨が好き
第84章 学生の時間

【学生の時間】
「それは、こっち側においた方がいいと思います」
「古谷さん、カップはここでいいですか?」
「あ!・・・えっと、そうですね。大丈夫です」
「すいません!エスプレッソマシンのセットを確認してもらえますか?」
「はーい」
学園祭当日
私と水際さんは、彼女の母校に来ていた。
前日までにある程度の準備は終えていたので、
今は最終的な機材のチェックや物の配置の確認をしている。
ブースはテントひと張分
4人も立てばいっぱいいっぱいだ
ドリンクメニューは
ブレンド
エスプレッソ
ラテ
そして、新メニュー『蒼月』
ついでに、
サークルメンバーが焼いたクッキーを袋詰めしたもの
市販のアソートチョコ
なんかも販売することになっていた。
値段はそこそこ。
儲けは度外視で、サークルの宣伝が目的だそうだ。
なので、ブースの前の喫茶スペースにはサークル活動の様子を撮影した写真が飾られていた。
結構早めから準備を始めたつもりだったけれども、お店の準備が整ったのは学園祭開始時間である9時の15分前だった。
はあ・・・疲れた。
ここまでで大分私はぐったりしていた。
ちょいちょい、と水際さんが喫茶スペースの椅子から手招きしているので、
お言葉に甘えて座らせてもらうことにした。
「あとは、若いものたちに任せて!」
などと、お見合いの人、みたいなことを言う。
「それは、こっち側においた方がいいと思います」
「古谷さん、カップはここでいいですか?」
「あ!・・・えっと、そうですね。大丈夫です」
「すいません!エスプレッソマシンのセットを確認してもらえますか?」
「はーい」
学園祭当日
私と水際さんは、彼女の母校に来ていた。
前日までにある程度の準備は終えていたので、
今は最終的な機材のチェックや物の配置の確認をしている。
ブースはテントひと張分
4人も立てばいっぱいいっぱいだ
ドリンクメニューは
ブレンド
エスプレッソ
ラテ
そして、新メニュー『蒼月』
ついでに、
サークルメンバーが焼いたクッキーを袋詰めしたもの
市販のアソートチョコ
なんかも販売することになっていた。
値段はそこそこ。
儲けは度外視で、サークルの宣伝が目的だそうだ。
なので、ブースの前の喫茶スペースにはサークル活動の様子を撮影した写真が飾られていた。
結構早めから準備を始めたつもりだったけれども、お店の準備が整ったのは学園祭開始時間である9時の15分前だった。
はあ・・・疲れた。
ここまでで大分私はぐったりしていた。
ちょいちょい、と水際さんが喫茶スペースの椅子から手招きしているので、
お言葉に甘えて座らせてもらうことにした。
「あとは、若いものたちに任せて!」
などと、お見合いの人、みたいなことを言う。

