この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第83章 大学生
「え・・・っと、今日は3つのことをやります。
 ひとつは、基本のコーヒーの淹れ方
 ふたつめは、エスプレッソマシーンの使い方
 みっつめはラテアートの練習です」

私が言うと、8人が一様にメモをとる。

コーヒーの淹れ方。
コーヒーを淹れるのは、いつもやっていることだった。
身体が覚えている。

「まずはフィルターをセットして・・・」
ずっと、ずっとお父さんのお手伝いをしていて
『みなと町』でコーヒーを淹れていた。

心がふわふわでも、身体はしっかり動くことに、
私は、自分でもびっくりしていた。

「お湯を回し入れるようにして、一回、二回・・・三回・・・四回・・・」
立ち上がる、いつもの香気
そう、この香りで、お客さんが喜んでくれる。

だから・・・

今度は、水際さんの後輩がコーヒーを淹れてみる番。
ひとりずつ、ひとりぶんずつ。

見ると、あれ?もう少しこうした方が、と思うところがある。
遠慮がちに言うと、「はい!」と返事をして、メモをとる。

そんな感じで、8人
/418ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ