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天狐あやかし秘譚
第92章 寤寐思服(ごびしふく)
うるうると潤んだ日暮の目を見つめ、また、キスを交わす。唇も、身体も、そして、もちろん俺のちんぽが入り込んでいて、深く深く密着しているアソコも・・・。その全部があまりにも気持ちよくて、更に強く抱きしめると、日暮が「あんっ♡」と小さく喘いだ。

しばらくそのままにしていると、まるで絡み合った全身がピッタリと馴染んでくるような不思議な感じがしてくる。それは日暮も感じていたみたいだった。

「あっ・・・御九里さん・・・少し、慣れてきたんでっ♡・・・う、動いても・・・大丈夫ですっ・・・から!」

その言葉に触発されて、俺は体を少し起こして、ゆっくりと腰を動かしてみる。ぬちゃ、ぬちゃっと結合部分から何かをかき混ぜるような音が響く。腰を動かすたびに日暮が小さく、可愛らしく喘ぐ。

「気持ち・・・いいのか?」

尋ねると、また例の幸せそうな笑顔で、うんと、頷いた。
「とても、とても気持ちいい・・・こんな、の・・・すごいっ・・・から・・・や、やめないで・・・お願い・・・、もっと、もっとしてぇ・・・♡」

そんな顔を見て、そんな言葉を聞いてしまったら、我慢できるはずもなく、俺はゆっくり遠慮がちにしていた腰の動きをだんだん早めていってしまう。

「あ・・・っ♡あん♡・・・あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡・・・すごい、奥、奥にっ・・・響いてぇ・・・すごい・・・しゅごいっ!・・・あん・・・いい♡・・・いくっ・・・いっちゃう・・・わ・・私、私・・・あっあっあっ♡・・・ダメ・・・イク・・・御九里さん、御九里さん・・・御九里さん!!」

何度も、何度も名前を呼ばれてしまって、日暮の身体が気持ちよすぎて、俺もまた、限界が近いことを感じる。

「日暮・・・日暮っ!・・・」
「いや、いや・・・美澄・・・美澄って・・・おねがい、名前、お名前呼んでっ!」
「美澄・・・美澄・・つ!」
「ああん♡・・・すごいっ!奥、響く、響いちゃう!・・・あっ♡・・・あ・・・が・・・牙城さん!お願い・・・きて、きて・・・牙城さんの・・・おちんちん、しゅごい・・・いいっ♡・・・きて、きてきてぇ!!」
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