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The Bitch (ザ、ビッチ)
第8章 エピローグ  『わたしの好きに...』
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 まずは一度、彼の動揺と微かな警戒心を解してあげなくちゃ、さすがに可哀相だわ…

「ふうぅ、そうよね…」
 わたしはそう逡巡し、さっきまでとは一転、優しく囁き、彼の目を見つめ…
「ねぇ…」
「は、はい…」
 穏やかに、甘い声音で問い掛けていく。

「ねぇ、なぜ、わたしと……」
 ちょっと、あまりにもストレート過ぎるか…
「ううん、わたしのどこがいいの?」
 少しだけマイルドに問う。

「えっ、あ、ど、どこって?」
 かなりドキドキと緊張しているようだ。

「えぇ、だってさぁ、いつもジムでさぁ…
 あんなにジロジロと見てきてたらさぁ、わかるわよぉ…」
 なるべく優しく問う…
 まずは緊張を解さなくちゃ。

「あ、え…」
「わかるわよぉ…」
「あ………は、はい…」
 今度は恥ずかしそうだ。

 うん、仕方ない…
「あ、うん、まぁ、わたし的にはね、別にさぁ、嫌には感じてはいなかったわよ…」
「あ、はい…」
 すると、少し、表情が変わってきた。

「うん…まぁ、見られるのはさぁ…
 悪くはないけどさぁ…
 ただね、ああ、いつもトレーニング中にジロジロと見られちゃうとさぁ……」
 できるだけ優しい声音でそう言いながら彼の目を見つめ…
 ゆっくりと伸ばしていた右脚を、ストッキング脚を戻し、膝を曲げ、そして脚を組んでいく。

 今夜のわたしは襟元がV字の紺のニットに、膝丈のほんの少しだけフレア気味なツイードのスカートを履いていた、だから、こうして脚を組もうと少し高めに膝を曲げると…
「っ……」
 床に座っている彼の視線の高さならば、スカートの奥が、ほんの一瞬、覗けるはずなのである。

「ああジロジロと見られちゃうとさぁ、ちょっと疼いちゃうのよねぇ…」
 わたしはそう呟きながら、ゆっくりと右脚を前にして膝を組んでいく。

 あ…
 彼の目は、このわたしの組んでいく脚に食い付いた。
 
 そして多分、いや、間違いなく脚を組んだ瞬間に、スカートの奥が覗けたはずなのだ…

「…………」
 その証拠に、彼の目はジィっとわたしの右脚を見つめ、そして心なしか、さっきまでの動揺の色は消え…
 いや、少し赤らんできたようにも見える。

「ねぇ、特にさぁ、わたしの脚をさぁ、良く見つめてるわよねぇ…」
「えっ」
「脚が…好きなのぉ……」

 そう囁きながら…
 唇を舐め、見つめていく。


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