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The Bitch (ザ、ビッチ)
第8章 エピローグ  『わたしの好きに...』
 29

「わたしとヤりたいんでしょう?」

 そう…わたしの好きにする……

「は、はい…」
「え、聞こえないわ」

「は、はい、悠里さんとヤりたい…す…」
 わたしはそう無理矢理言わせる…
 いや、それは間違いなく彼の本音であり、それにもう今のわたしには余計なコトバなんていらない。

「ふぅん、いいわ、ヤらせてあげるわ…
 でもねぇ、わたしは変態だからね……」
 そうわたしは…
 ビッチで…
 ストッキングラブというフェチな変態嗜好のオンナ。

 そして彼はそんなわたしのエサ、いや、生け贄だから…
 今夜、久しぶりに狂えられればいいだけ。

 そんな昂ぶりが目に映ったのだろう…
「えっ」
 一瞬彼は、キョトンとした。
 それはそうである…
 突然、オンナのわたしから『変態だからね』なんて言われたら、戸惑うに決まっている。
 
「それでもいいの?」
 でもわたしにはそんな事にはお構い無しに、畳み掛ける様に問うていく…
 いや、問い掛けではなく、命令。

「は、はい…」
「じゃあ…」
 わたしはそう呟き、有無を云わさず、彼の前を歩き始めていく…
 そう、もう今となっては返事なんて必要ない。

 だって、彼はもう…
 罠に捕らえられた獲物、いや、エサ、ううん、生け贄なのだから。

 カツ、カツ、カツ…
 わたしのヒールの刻む音が静かな夜道に響き渡る。

そして『Bar Bitch 』を出て500メートル隣にあるビジネスホテルとは名ばかりのホテルに着いた…
「さぁ、早く…」
 わたし自身が急ぎチェックインをし、エレベーターに乗る…
 気持ちが醒めない様に、少しでも早く部屋に入りたかった。

「わたしは……変態だからね…」
 そして部屋の前でもう一度彼の目を見つめ、そう呟き、ドアを開ける。

 わたしは変態だから…
 まずは、いつもの様に『儀式』のテストをする。

 そしてそこで今夜が長い夜になるのか、短い夜になるのかは、このテスト次第なのだ…
 そう、いつもの…
 ビッチの…
 変態のテスト…

「さぁ、そこに座って…」
 部屋に入るなり彼をベッドサイドの床に座らせ、そしてわたしはイスに座り…
 脚を、ストッキングを穿いたヒールを目の前に差し出していく。

「さぁ、ヒールを脱がすのよ…」

 すると彼の目が揺れ、泳ぐ…

 まだ、昂ぶりの色は見えなかった…




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