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The Bitch (ザ、ビッチ)
第8章 エピローグ 『わたしの好きに...』
24
「まぁ、なんとか合格ラインじゃないんですかぁ…」
彼、斑鳩くんがひと足先に帰ってすぐに、彩ちゃんはそう云ってきた。
「え、あ、うん、そう…」
「まぁ、わたしの知る限りではぁ、今までの悠里さんの絡んだオトコには居ないタイプとはいえますけどねぇ」
確かにそうではあるのだが…
でも、彩ちゃんが見てきたオトコは、和哉以外はワンナイトの相手しか居ない。
「なんかぁ、マジめそうな感じだしぃ、ジムインストラクターだからモロスポーツマンな爽やかな感じだしぃ…
あ、でもぉ、ちょうどいいんじゃないんですかねぇ…」
「え、ちょうどいい?」
「はい、ちょうどね…」
彩ちゃん曰くのちょうどいいとは…
和哉ロスのショックと、『脱ビッチ』というリハビリにちょうどいいという意味なのだろうと、彼女の目を見てそう感じていた。
いや、伝わってきた。
そう、わたしの『脱ビッチ』
それは彩ちゃん曰く…
ビッチからフツーのオンナへ、そして、普通の女へ…
そんなわたしの変化、そして進化の為だという。
確かにわたしは既にアラフォーという、決して若くはない年齢であり…
そしてこの前の泣き腫らした、寝起きの不細工な顔を見て感じた老いの自覚という愕然とした衝撃により、更なる美へ追求の為にジムやエステに通った訳ではあるのだが。
そして『ビッチ』という性格、性癖も決して意識、意図してきた訳でもないのだが…
もうそろそろ丸くなる時期なのかもしれない。
その為のリハビリに、彼、斑鳩くんという存在はちょうどよい…
と、彩ちゃんは云うのだが。
「うん…そうね、そうかもね…」
「とりあえずサクッとヤっちゃってみたらぁ」
と、彩ちゃんは軽く笑う。
「うん…」
「また、何かが変わるかもしれないしぃ…」
「うん、そうね…」
ただ、以前の高校時代の元カレとは全く変化は生まれなかった、いや、何も変わらなかった…
ううん、感じたのは…
虚無感………だけだった。
「ま、いいか…
とりあえず今夜は帰るわ」
そしてわたしは店を出る。
「あっ」
すると、店を出た、角の電柱の陰に…
彼、斑鳩くんが立っていたのだ…
「まぁ、なんとか合格ラインじゃないんですかぁ…」
彼、斑鳩くんがひと足先に帰ってすぐに、彩ちゃんはそう云ってきた。
「え、あ、うん、そう…」
「まぁ、わたしの知る限りではぁ、今までの悠里さんの絡んだオトコには居ないタイプとはいえますけどねぇ」
確かにそうではあるのだが…
でも、彩ちゃんが見てきたオトコは、和哉以外はワンナイトの相手しか居ない。
「なんかぁ、マジめそうな感じだしぃ、ジムインストラクターだからモロスポーツマンな爽やかな感じだしぃ…
あ、でもぉ、ちょうどいいんじゃないんですかねぇ…」
「え、ちょうどいい?」
「はい、ちょうどね…」
彩ちゃん曰くのちょうどいいとは…
和哉ロスのショックと、『脱ビッチ』というリハビリにちょうどいいという意味なのだろうと、彼女の目を見てそう感じていた。
いや、伝わってきた。
そう、わたしの『脱ビッチ』
それは彩ちゃん曰く…
ビッチからフツーのオンナへ、そして、普通の女へ…
そんなわたしの変化、そして進化の為だという。
確かにわたしは既にアラフォーという、決して若くはない年齢であり…
そしてこの前の泣き腫らした、寝起きの不細工な顔を見て感じた老いの自覚という愕然とした衝撃により、更なる美へ追求の為にジムやエステに通った訳ではあるのだが。
そして『ビッチ』という性格、性癖も決して意識、意図してきた訳でもないのだが…
もうそろそろ丸くなる時期なのかもしれない。
その為のリハビリに、彼、斑鳩くんという存在はちょうどよい…
と、彩ちゃんは云うのだが。
「うん…そうね、そうかもね…」
「とりあえずサクッとヤっちゃってみたらぁ」
と、彩ちゃんは軽く笑う。
「うん…」
「また、何かが変わるかもしれないしぃ…」
「うん、そうね…」
ただ、以前の高校時代の元カレとは全く変化は生まれなかった、いや、何も変わらなかった…
ううん、感じたのは…
虚無感………だけだった。
「ま、いいか…
とりあえず今夜は帰るわ」
そしてわたしは店を出る。
「あっ」
すると、店を出た、角の電柱の陰に…
彼、斑鳩くんが立っていたのだ…

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