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第3章 梨花さんとの関係がバレる。梨花さんと愛を確かめ合うセックス。

今日は吉井副店長が出勤しているはず。
そして梨花さんが電話していた事務室は、
梨花さんと店長、副店長しか入ることができない。

しかも、施錠ができる・・・。

僕は立ち上がった。

大学を飛び出して駅へと走る。

電車に乗って
一目散にファミレスに向かった。

エントランスのドアを押し開いて駆け込む。

レジ前にいた正社員さんの恭子さんが
びっくりしたように僕を見た。

「文哉くんどうしたの」

「あ、あの、更衣室に忘れ物してて」

そう言って奥のスタッフルームに直進した。

休憩室に副店長の吉井さんがいた。

吉井さんは
僕よりも二十年上の四十歳。

サーフィンが趣味で一年中日焼けしてる。

毎週末のように海に出ているだけのことはあって
年齢の割に引き締まった体をしている。

ちょっと悪そうな雰囲気があるにもかかわらず、
だれとでも分け隔てなく接する明るい人柄で、
学生アルバイトの一部からの人気は高い。

一部からは。

だけど
人生経験豊富なパートの奥様達から見ると
この男は最低なゲス野郎だ。