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第3章 梨花さんとの関係がバレる。梨花さんと愛を確かめ合うセックス。

「おお、どうした文哉」

「梨花さんは？」

僕は思わず吉井副店長を睨んだ。

吉井副店長が僕の前に立ちはだかって言った。

「梨花ちゃんなら帰ったよ。急に体調崩して」

「えっ」

吉井副店長はあやしげな微笑を向けた。

「文哉、お前俺に何か隠してないか？」

吉井副店長がにじり寄ってくる。

「何を、ですか」

僕は怯みそうなのをおさえて背筋を伸ばして吉井副店長と向き合った。

吉井副店長は僕たちの関係を察知しているのだ。

ということは、その情報を餌に梨花さんに行為を強要した？

この男ならやりかねない。

こいつの様々な悪行は、
この数か月の間に、
パートの奥様達からいろいろと聞かされたのだ。

「梨花ちゃんとお前、不倫してるだろ？」

吉井副店長はいやらしい笑いをうかべた。

やっぱりそうか。
梨花さんを脅したんだ。

本性を出したな、と僕は思った。

爽やかなふりしてるけど、
コイツの本性はどスケベなのを僕は知っているんだ。