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千一夜
第42章 第七夜 訪問者 雨
 湯から上がると、私と咲子は互いの体を拭き合った。言うまでもないが、咲子は私のペニスを愉しみながら、そして私は咲子の乳房と秘部を愉しみながら時間をかけてゆっくり拭いた。
 そういうとき、大人の男と女の間には会話など全く必要ない。目と目を合わせるだけで相手の気持ちが伝わってくる。
 私と咲子は、部屋に備え付けられている浴衣を着て寝室に向かう。浴衣の下には私も咲子も下着を身に着けていない。
 部屋に入ると、二つあるベッドの一つに私と咲子の服がばら撒かれていた。それを見ると、ほんの少し前一秒でも早く互いの体を貪りたかったのかがわかる。恥ずかしくはないが、誰かに誇れることでもない。
 もう一つのベッドに私と咲子は潜り込んだ。ただ、露天風呂の続きは今夜は無しだ。私も咲子も旅の疲れが出始めていた。今日はゆっくり休む。
 仰向けになった私の胸に「お休みなさい」と言って咲子が顔を乗せた。「お休み」そう言って私は咲子の髪を撫でた。咲子の髪の匂いに温泉の匂いが混じっていた。
 咲子の手が私のペニスに伸びてきた。だがそれは咲子がセックスを催促しているからではない。咲子は疲れている、そして私も疲れている。疲れていても手は自然と向かうべき場所に誘われる。咲子の乳房が私の手を誘った。
 私の手も咲子の手も動くことはなかった。私は(おそらく咲子も)ストンと眠りの世界に落ちた。眠りの世界は真っ暗で、意味深な出来事が展開されることはなかった。
 眠りの世界から解放されると、私と咲子は露天風呂の続きを始めた。
 キスをして互いの体を弄り合い、咲子が私のペニスを硬くして、私が咲子の雌穴を濡らすと、ためらうことなく私は咲子のおま〇こにペニスを挿し込んだ。
「あっあっ」と叫ぶ咲子の喘ぎ声を私はキスをして塞いだ。そうしながら私は腰を振る。このときだろうか、咲子が自分のものになったという実感がわいた。自分の女に遠慮はいらない。
「スケベな女だな」
 私がそう言うと
「バカ」
 と咲子に返された。
 そう言うやり取りが、目には見えない高い壁を打ち壊していく。
 私は自分の女のおま〇こを突いた。突いて突いて突きまくる。そして自分の精液を自分の女の膣中にばら撒く。
 子供が欲しい。私は初めてそう思った。
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