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第28章 『深夜の夫婦円満本舗』

「成田さんの…奥さんは…、
元モデルさん…ですし…凄いっ
身長も高くて、足も長くて…
スタイル抜群で……顔も綺麗だし……」


『どうしたの…？真奈美ちゃん…。
急に…抱きついたりして…。
景子さんが居て…嫉妬しちゃった？
それとも…、あの…新人の子の方…？』

「………」

そう…原因を…尋ねてみるも、
真奈美ちゃんはぎゅっと抱きついたままで
僕の身体から離れてくれそうにない。

『それとも…樹…五十嵐…さんの方？
男なんて…若かろうが、オッサンだろうが
真奈美ちゃんみたいな、可愛い子が
居たら…声掛けたいしちょっかい
出したりして構いたいもんなんだよ…』

「真奈美は……お金…が
あれば…いい訳じゃ…ないし、
欲しい訳じゃ…ありません…ッ」


五十嵐が…性的な接待を
金銭との交換で要求したことが
真奈美ちゃんの過去のトラウマを、
絶妙に刺激して掘り返したみたいで。

幼い真奈美ちゃんの上で
ハァハァ言いながら腰をヘコヘコさせて
真奈美ちゃん可愛いね可愛いよって
言いながらベロベロ顔を舐めて。
白いおしっこ出してたおじさん達と、
五十嵐の姿が重なって見えた様だ。