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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第33章 『決戦は土曜日に…第二部』

あのまま帰ったのかと思われていたが
母親は邪魔になるので伊藤陽斗を
連れてとりあえず家に帰らせて
自分の姉を監視役に手配してくれたそうで。

森園の父親だけがちゃんと謝罪を
させて貰いたいと言ってまたこっちに
戻って来ていて、この父親だけが
森園家の良心だったんだなと
父親の親としての感覚の正しさに
僕はいたたまれない気持ちになってしまったが。

娘には全額必ず慰謝料を支払わせると
父親が森園の頭を机に擦り付けながら
自分も一緒に机に額を擦り付けて
遊亀美月さんに対して謝罪をしていて。

伊藤雄介に対しても謝罪をしたいと
言っていたのだが伊藤はもう
この場には居ないことを森園の父親には伝えた。
森園の父親は後日直接謝罪に
娘を引っ張って行くと話していて。

自分の娘が浮気をしてその上
托卵までしてたと知った父親の
気持ちは僕では推し測り切れないなと
その顔を見ながら考えていた。

僕は森園の父親に…声を掛けて
森園は派遣会社でしか実務の
経験がなく。請求される慰謝料の
返済に充てるには心もとないほどの
収入しかなかったことから。
もっと実入りのいい仕事を斡旋できると
声を掛けてみたが、遠回しな
表現ではあるが実の父親に対して
娘に身売りをさせてはどうかと言う
悪魔の提案をしているより他になくて。


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