この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
礼節の交わり
第2章
その後の水上の動きは、今までのどんな動きとも違った。
小刻みに奥で振れるのだ。
何度も何度も。
「ああっ……ああっ!」
その後の自分の中の動きも初めてのことだった。
膣内が水上の鼓動しているものを“掴んだ”のだ。
掴み、奥へと奥へと導いている。
根元から順に、先端のくびれまで締め付ける。
くびれの返しがそれを助けている。
小夜子の中は、その動きを何度も繰り返す。
それは水上の男の脈動に呼応していた。
まるで男の精の吐き出しを、促しているかようだった。
女の奥へ、奥へと……。
これが男の役目……。
これが女の役目……。
そして、この果てに女は母になる……。
これが自然の理なのだろう。
水上の脈動が微かになった。
小夜子の尻を掴んでいた手が離れた。
小夜子の脚が支えをなくし、投げ出される。
水上が肩で息をしながら、小夜子に崩れ落ちた。
数秒の後、水上は頭をもたげ、小夜子の中からゆっくりと退いた。
「ああっ、まだ……」
不意に小夜子が頭を上げ、呟いた。
呟かずにはいられなかったのだ。
しかし、その理由は小夜子自身にもわからなかった。
水上が上半身を起こす。
そのとき水上の男の物が目に入った。
それは天を突くように、太く高く勃ち上がっていた。
初めてみる水上の男の形だった。
小夜子は、水上が言った言葉と似たような言葉を思い出した。
『ただひとつの目的のために作られたものは美しい』
その、男の最大値になったときの形状は、はやり、ひとつの目的のために作られたものであるかも知れない。
その形でなければ、いけなかったのだと。
一見、異様な形に見えても今の水上の雄々しい物は、小夜子にとって、とても美しい物に見えた。
水上が座ったまま浴衣を拾い、袖を通した。
浴衣の前を合わせる。
水上の裸体は見えなくなった。
小刻みに奥で振れるのだ。
何度も何度も。
「ああっ……ああっ!」
その後の自分の中の動きも初めてのことだった。
膣内が水上の鼓動しているものを“掴んだ”のだ。
掴み、奥へと奥へと導いている。
根元から順に、先端のくびれまで締め付ける。
くびれの返しがそれを助けている。
小夜子の中は、その動きを何度も繰り返す。
それは水上の男の脈動に呼応していた。
まるで男の精の吐き出しを、促しているかようだった。
女の奥へ、奥へと……。
これが男の役目……。
これが女の役目……。
そして、この果てに女は母になる……。
これが自然の理なのだろう。
水上の脈動が微かになった。
小夜子の尻を掴んでいた手が離れた。
小夜子の脚が支えをなくし、投げ出される。
水上が肩で息をしながら、小夜子に崩れ落ちた。
数秒の後、水上は頭をもたげ、小夜子の中からゆっくりと退いた。
「ああっ、まだ……」
不意に小夜子が頭を上げ、呟いた。
呟かずにはいられなかったのだ。
しかし、その理由は小夜子自身にもわからなかった。
水上が上半身を起こす。
そのとき水上の男の物が目に入った。
それは天を突くように、太く高く勃ち上がっていた。
初めてみる水上の男の形だった。
小夜子は、水上が言った言葉と似たような言葉を思い出した。
『ただひとつの目的のために作られたものは美しい』
その、男の最大値になったときの形状は、はやり、ひとつの目的のために作られたものであるかも知れない。
その形でなければ、いけなかったのだと。
一見、異様な形に見えても今の水上の雄々しい物は、小夜子にとって、とても美しい物に見えた。
水上が座ったまま浴衣を拾い、袖を通した。
浴衣の前を合わせる。
水上の裸体は見えなくなった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


