この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
礼節の交わり
第2章    
りーん……。
りーん、りーん……。
鈴虫の音が聞こえる。
どのくらい経ったのだろう?
気が付き、目を開けると、水上が心配そうな顔で覗きこんでいた。
小夜子が達する前と同じ姿勢だった。
「小夜子さん、大丈夫ですか……?」
「水上さん……わたくし……どのくらいこうして……?」
「30秒くらいでしょうか……」
身体の感覚が戻ってきた。
身体の中に、まだ水上の物が入っていた。
でも今は、動きは止まっている。
「ありがとうございました……思いのほか、とても深く、ゆくことが出来ました……」
「そうですか……それは、良かった……」
「限りのある男女の交わりの中で、このような女の悦びに出遭うことは本当に稀有なことです。ありがとうございました……」
「いえ、小夜子さんには私のような年嵩の者よりも、もっと若くたくましい者の方が、小夜子さんを、より良い高みへと導いてくれると思います……」
「いえ、あのような達し方は、水上さんであればこそでした……本当に良いゆき方でした……では、今度は水上さんが、いらして下さい」
「ありがとうございます……では、また動かせて下さい……」
水上がまた動き始める。
先ほどと同じ動き、同じ速さで。
しかし、水上の物は、前よりも幾分柔らかみが増したように思えた。
圧迫感も擦り上げられる感覚も薄れている。
「水上さん……」
小夜子はいままで思っていたが、水上に言えななかったことを口にしようとした。
「はい……」
「水上さんこそ、わたくしのような、身なりと所作よりは、もっと若く能動的な女性の方が、よろしいのではないでしょうか……そうしたら、水上さんももっと……」
その先は口をつぐんだ。
もっと男の物は頑強になり、もっと激しく動くようになれるのではないか……と。
/17ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ