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濡れた砂漠の村
第1章 その村への旅
「どうする?」

私はあの人の膝に片足を乗せ挑発する。麻のワンピースはまくれあがり、私はあの人が下から滑らせた手を、豊かな臀部へと導いていく。乾くことのない欲望と、はっきりと固く尖った乳房を見せつけ、その手をさらに前へと滑らせてゆき、そしてため息を漏らす。

「どうするって、、、もう、決めてるんでしょ?」

そう言ってあの人は主導権を取り返すのだ。優しく私の腰を引き寄せ、そのまま私達は早くも結合する。その瞬間、あの人のペニスが入ってくる瞬間の快感と感動が私を圧倒し、私は一瞬我を失う。そしてあの人の動きに導かれ、私達はゆっくりと撫で合うように、もったいぶるように、この瞬間を一秒、一秒と味わう。

対向車線のヘッドライトが照らすたび、座席の頭越しに世界が戻ってくる。私は体を拗らせ前を向くと、同時に指でクリトリスを刺激する。私達はそしてこの姿勢でまた撫で上げる様に腰を擦り合わせるのだ。私達はだんだんと我慢がならなくなり、ついついテンポが速くなってくる。

「もう、いいよ。まだまだ時間はあるんだから」

そういって私達はこれを締めくくることにする。堰を切ったように、心ゆくまで踊る私達は、お互いのクライマックスに届く。
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