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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 35 ラブホテル ③

 「あんっ、イヤっ、そこは汚いよぉ…」

 和哉がストッキング脚の爪先を唇に含んだ瞬間に爪先から子宮に快感が走り、脚先からビクっと全身を震わせる。

 えっ、なに…
 美冴はこの子宮を疼かせる爪先の快感に驚き、違和感さえ感じてしまう。
 こんな快感を感じたことは初めてであり、だいたい爪先をしゃぶられたこと自体が初めてであった。

 「あっ、イヤん、あぁん」
 喘ぎが漏れるほど感じてくる。

 なんでこんなに感じるの…

 そして美冴が感じて身悶えし、喘いでいるのを察知して更に爪先をしゃぶっていく。

 「あんっ、あぁぁ…」

 よぉしっ、美冴さんが感じているっ…
 
 美冴の反応に手応えを感じ、爪先のしゃぶり方にも変化を付けて、更に左右交互にしゃぶっていく。
 美冴の感じている様子に心にゆとりも生まれ、爪先側に頭を向けて左手で太腿辺りを撫で上げていき、ストッキングの感触を愉しむ余裕もできていた。

 「あん、あぁぁ、んん…」

 あぁダメ、すごく感じちゃう、アソコがズキズキ疼いちゃう、一体、和哉くんどうしたの…

 美冴は初めてのストッキングを穿いたままの愛撫の感触と、やはり初めて受けた爪先への愛撫の快感にすっかり心とカラダも融けていくようだった。
 
 あぁ、脚が感じるぅ…

 喘ぎ、身悶えしながら目を向けるとジーンズの生地に押されてきつそうに盛り上がっている和哉の股間が目の前にある。
 美冴は目の前のジーンズのチャックを下ろし、和哉の勃起を解放して、飛び出してきた激しく脈打っている熱い怒張の強張りを迷わず唇に含んだ。

 「あっ」
 突然の美冴のフェラに今度は和哉がビクっとカラダを震わせる。
 そして荒々しい唇と舌の感触の快感に和哉は喘ぎ、含んでいた唇を外してしまう。
 形勢が逆転した。

 「あっ、み、美冴さん…」
 まだ二回目のフェラの快感に和哉は免疫もなく、爪先をしゃぶる動きと愛撫していた手の動きが止まってしまい、美冴の唇と舌に融けていく。

 あぁー、感じる、融けちゃいそうだ…
 フェラの快感に力が抜けてきていた。

 フェラの反撃で和哉の爪先しゃぶりの快感が止まり、美冴の疼きも少し落ち着いてきた

 あのままじゃ、ヤバかったわ…

 二人はまだ服の一枚も脱いでいない、ラブホテルの熱い夜はまだまだ続く…

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