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シャイニーストッキング
第1章  和哉
 34 ラブホテル ②

 な、なんて気持ちいいんだっ…

 僕は生身の女性のストッキングを穿いた脚に、そしてこの美冴さんの憧れのストッキング脚に初めて触れられ感動していた。
 昨日は触れる前に彼女自らストッキングを脱いで僕の顔に押し付けてきたので、未だに触ったことはなかったのだ。
 だから彼女のこの美しい脚線美を包み込み、魅惑的な光沢の色艶を放ち、僕の心を魅了してやまない長年の夢であったパンティストッキングを穿いた脚に触わることができて心が震え、興奮していた。そしてこの美しいストッキング脚からは、彼女の爽やかなフレグランスが香ってきて更に心が昂ぶっていく。

 彼女がベッドに座り、スカートから伸びるその魅惑的な光沢を放つ美しいストッキング脚に気付くと、僕は目が離せなくなってしまっていた。
 更に目でそのストッキング脚を足先まで追っていくと、なぜか爪先にある三日月型の補強部分に魅入ってしまい、心の昂ぶりと興奮が我慢の限界にきていたのだ。

 ラブホテルに来たからには遠慮しちゃダメだ、男として、いや、男になるんだ…

 僕は心の中でそう決意していた、そしてそのことがこれから先の彼女に対しての自分の存在価値を決めるような気がしていた。

 「和哉くんもこっちに座りなよ…」
 その言葉が、きっかけが欲しかった僕の心のスイッチのボタンを押した。
 その瞬間、無我夢中で彼女のストッキング脚にむしゃぶりついたのだ。

 魅惑的な光沢の色艶を放つ薄いナイロン生地に包まれ、張りのある美しい筋肉質ながらも微妙に柔らかい太腿を穴が開くほど見つめ、頬ずりしながら肌触りを楽しみ、唇から舌を伸ばして軽くストッキングの表面に触れながら味わうように、太腿、膝頭、脛、そして爪先へと舌先を這わしてゆく。

 「は、あ、んん…」
 感じているのか、舌先の動きに連動して小さく微妙に脚が震えている。
 鼻先に漂う堪らない香りも感じながらなぜか心を魅了してくる爪先へと舌先を這わす。

 「あっ、んん、イヤっ、そこは…汚いよ」
 ビクっと脚を震わせそう囁く。

 「美冴さんに汚いところなんてないです…」
 そう言いながらかかとを手で持ち上げて爪先を唇に含んだ。

 「あんっ、ダメだよ、汚いよぉ…」

 美冴さんはその言葉と裏腹にビクビクと脚とカラダを身悶えするように震わせ、淫靡な喘ぎを漏らしてきた…
 
 
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