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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 231 ビアンな昼(4)

「あんっ、やっ、っくうぅぅ……」

 わたしはあっという間に二度目の絶頂感を迎えてしまう…

 心の背徳感というストッパーが外れた今、このビアンの快感は禁断が故に、否が応でも激しく昂ぶる…

 もう止まらない…


「あ、は、はぁ、はぁ、はぁぁ…」
 わたしは立て続けての二度目の絶頂感に震え、弛緩し、うつ伏せになって喘いでいた。

「み、みさえ…」
 すると、そのうつ伏せの背中に顔を寄せ、舌先をツーっと背筋に這わせてくる。

「はぁっ、んんっ」
 そのゆかりの舌先の快感はまるで電流の如くに、絶頂感の余韻のカラダを刺激してきた。

「きれいなお尻…」
 そしてそう囁き、お尻を撫でてくる。

「んっ、っんん…」
 這い回る舌先、お尻を撫でてくる指先の快感に、また、再び、子宮が激しく疼き、昂ぶってくる。

「ぁぁ、はぁ、はぁぁ、ゆ、ゆかりぃ…」
 全身をその快感で震わせながら、喘ぎを漏らしてしまう。

 絶頂感という大きな快感の波の後に、小さな快感の波が次から次へと打ち寄せてくる…
 子宮の疼きは治まらず、ますます昂ぶってきていた。

 ビアンというストッパーが外れたわたし達二人の

 愛…

 愛情…

 愛撫は…

 治まらない…

 いや、治まりどころがわからなく、見失い、迷走している感じであった。

 そしてもう一つ…

 こうした激しい舌先や、指先の愛撫を受け、何度も絶頂を得ているのだが…

 不思議な事に…

 あの…

 あの、固く、熱い、男性の愛と欲望の象徴である猛々しい怒張の渇望といえる欲求が湧いてこないのである。

 普段、自ら慰めると、あの固い、硬い、堅い、そして熱い、猛々しい怒張の感触が、肉を埋めるあの感触が欲しくなり、いや、欲しくて欲しくて堪らなく疼いてくるのだが…

 なぜか、このゆかりとのビアンな愛撫の抱擁では…
 不思議な事に、湧いてこないのだ。

 さっきの様な指先の愛撫、刺激で十分満足なのである…
 そして、今も、肉棒といえる怒張の感触に対する欲求、欲望、切望の疼きは皆無であり、満足しているのであった。

 なぜなんだろうか?…




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