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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5 美冴
87 最悪でひどい夜…(11)
急に再沸してきたわたしの、醜い『ヒガミ』という…
もう割り切ったはずの、欺瞞の残滓。
その醜い、濁情の残り火が、また、彼のこの情けない姿と、ズレた、的外れな謝罪から再燃してしまったみたい…
『まずは…謝るべき相手は、ゆかりさんなんじゃないのっ』
というゆかりさんの名前を云えない心の抗いであり、微かな良心の呵責からの無意識な涙。
そして…
「あぁ、ホントに情けない…」
再び、零れたこの言葉。
お互いにみっともない…
思わず漏れた、心の本音。
この内心の苛立ちから涙を溢しながらも、彼の目をキッと見つめ…
鼻腔の奥に漂うゆうじという心に潜む存在に…
ゆうじ、いいよね…
わたしはあの碧い目を浮かべ、問う。
わたしには…
わたしのこの先の見据える未来には、彼の存在が、絶対的に必要なの…
だから…
だから、彼を正面から奪うのではなく…
『ゆかり』さんとの関係を壊し…
奪い捕る…………
二人の間を壊し、裂く。
松下秘書なんてどうでもいい…
わたしの魅力で奪うんだ。
そう、そんな略奪という欺瞞の昂ぶりを心いっぱいに思い巡らせ、再燃させ…
それは、メスの淫らな衝動を押してくる。
わたしは彼の腕に背をもたれかけながら、ゆっくりと、ボロボロのストッキング脚を伸ばし…
「こんなに……して…さ……」
顔を持ち上げ、唇を寄せていく。
「え……あ…み、みさえ………」
彼は、この、豹変といえるわたしの甘えに、戸惑いの揺らぎの呟きを漏らすのだが…
オスの本能からなのか…
グイッと肩を、カラダを抱き寄せ、自らも唇を寄せてきた。
『こんなに……して…さ……』
それはストッキングだけではなく…
わたしの心の壁をもボロボロに壊し…
そして、わたしとゆかりさんとの関係をも壊してしまう…
そんな象徴のストッキング脚を彼の腰に絡めていく。
そのボロボロのストッキングが絡まる様は…
まるで彼の心とカラダを蝕む翳のよう…
唇が触れる寸前…
「壊してあげる……」
昂ぶる目を見つめながら、そう囁く……
急に再沸してきたわたしの、醜い『ヒガミ』という…
もう割り切ったはずの、欺瞞の残滓。
その醜い、濁情の残り火が、また、彼のこの情けない姿と、ズレた、的外れな謝罪から再燃してしまったみたい…
『まずは…謝るべき相手は、ゆかりさんなんじゃないのっ』
というゆかりさんの名前を云えない心の抗いであり、微かな良心の呵責からの無意識な涙。
そして…
「あぁ、ホントに情けない…」
再び、零れたこの言葉。
お互いにみっともない…
思わず漏れた、心の本音。
この内心の苛立ちから涙を溢しながらも、彼の目をキッと見つめ…
鼻腔の奥に漂うゆうじという心に潜む存在に…
ゆうじ、いいよね…
わたしはあの碧い目を浮かべ、問う。
わたしには…
わたしのこの先の見据える未来には、彼の存在が、絶対的に必要なの…
だから…
だから、彼を正面から奪うのではなく…
『ゆかり』さんとの関係を壊し…
奪い捕る…………
二人の間を壊し、裂く。
松下秘書なんてどうでもいい…
わたしの魅力で奪うんだ。
そう、そんな略奪という欺瞞の昂ぶりを心いっぱいに思い巡らせ、再燃させ…
それは、メスの淫らな衝動を押してくる。
わたしは彼の腕に背をもたれかけながら、ゆっくりと、ボロボロのストッキング脚を伸ばし…
「こんなに……して…さ……」
顔を持ち上げ、唇を寄せていく。
「え……あ…み、みさえ………」
彼は、この、豹変といえるわたしの甘えに、戸惑いの揺らぎの呟きを漏らすのだが…
オスの本能からなのか…
グイッと肩を、カラダを抱き寄せ、自らも唇を寄せてきた。
『こんなに……して…さ……』
それはストッキングだけではなく…
わたしの心の壁をもボロボロに壊し…
そして、わたしとゆかりさんとの関係をも壊してしまう…
そんな象徴のストッキング脚を彼の腰に絡めていく。
そのボロボロのストッキングが絡まる様は…
まるで彼の心とカラダを蝕む翳のよう…
唇が触れる寸前…
「壊してあげる……」
昂ぶる目を見つめながら、そう囁く……

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