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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 230 ビアンな昼(3)


「あっ、んっ、やっ、だ、ダメっ、あぁ、イッ、イッっちゃうぅぅ…」



 わたしはあっという間に絶頂感を迎えてしまう…


「ああっん、ゆ、ゆかりぃぃ……」

 全身が熱く、快感に震え、そして、汗が噴き出し…
 子宮が激しく熱く感じていた。

「はあぅぅんっ、んっ」
 そしてゆかりはまだまだ許してはくれない…
 あっという間の絶頂感に小刻みに震えながら、グッタリとしているわたしのアソコに、なんと、指先を挿れてきたのだ。

 グチュ、ニュチュ…
 湿った、淫靡で、いやらしい音が聞こえる。

「あぁ、みさえぇ、中が熱く、ウネってるわよぉ…」

「あぁ、そ、そんな、イヤぁ…」

「イヤなの?」

「あ、あぁんん…」
 全然…
 イヤではない。

「あぁ、ぃ、も、もっと…」

「えっ、もっとなに?」
 ゆかりは完全にスイッチが入ったようである。

 いや、スイッチというよりは…

 おそらく、わたし達二人が、内心、秘めていたであろう…

 禁断…

 同性愛…

 レズビアン…

 アブノーマル…

 等々の…

 いわゆるコンプレックス的な心の抵抗感、そして背徳感という壁が…
 一昨夜、昨夜と、この愛情的な高まりと昂ぶりからによる自然な欲情からの欲望と、快感、そして『ストッキングラブ』という激しい絶頂感を伴う性嗜好、性思考により崩れたのだと思うのだ。

 だから、お互いに心の中にあった無意識の抑制力というストッパーが完全に外れたのかもしれない…

 だからの、このゆかりのスイッチなのだ…
 わたしは快感に喘ぎながらも、脳裏の隅でそう考える。

「はあっんっ、っくぅ…」
 だが、そんなスイッチの入ったゆかりの容赦ない指先の攻撃により、あっという間にそんな考えは吹き飛んでしまった。

 グリグリと二本の指先を挿れて、中をグラインドさせてきたのである…
 その快感は強烈であった。

 そして、更に、そのグラインドをしながら、溢れ出すわたしの愛の蜜を舌先ですくし、その舌先でクリトリスを弄ってきたのである。

「あんっ、やっ、っくうぅぅ……」

 わたしはあっという間に二度目の絶頂感を迎えてしまう…

 心の背徳感というストッパーが外れた今、このビアンの快感は…

 禁断が故に、否が応でも激しく昂ぶる…

 もう…

 止まらないかもしれない…


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