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シャイニーストッキング
第14章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり
 242 嘘も方便…

 杉山くんなりに一生懸命考えて、そして思い切って、いわゆるチャレンジをわたしに対してしてきたから…
 ある意味、そのご褒美的なこの愛撫、ディープキス、そして手コキなのだ。 

 なぜにチャレンジと分かったのかというと…
 わたしのデスクの上には、杉山くん曰くの忘れ物の書類が無かったからである。

 なんとかわたしと二人きりに…

 個室的な場所に…
 と、懸命に考えた末の、この部長室に忘れ物をしたというウソだったのだ。

 嘘も、ウソも方便である…

 杉山くんにしてはかなり頑張った…と、いえる。
 

「さぁ、パンツとズボンを履きなさい」
 わたしは凜とした声で、有無を云わさぬ口調でそう告げる。

「え……、あ、は…は、はい…」

 一瞬、戸惑いの間があったような…

 まさか、まだ、期待しているのだろうか?…

 ま、今夜のこの流れでは、なきにしもあらず…
 かもしれない。

 だが、もう終わり…

 杉山くんには残念だが…

 もうしない…

 もう終わり…


「さ、いつまでもその立派なモノを出していないで、早くパンツを履きなさい」

 つまりこれは…

 もう終わりよ…
 と、いう意味を杉山くんに告げる言葉なのである。

「あ、は、はい…」

 そしてそのわたしの言葉を受けて、杉山くんは粛々とパンツとズボンを履いていく…

「とりあえずパンツ回りは拭き取っといたけど?…」

「あ、はい、大丈夫っす」

「そう、なら良かったわ…」
 わたしは拭き清めたティッシュの残骸を集めながらそう呟く。

「あ、あのぉ…」
 すると杉山くんが何かを言いたげな感じで呟いてきた。

 次への期待…

 その杉山くんの呟きにわたしは凜とした態度と、顔、目をして、彼を見つめる。

「なに?」

「え、あ……」
 すると杉山くんは、そんなわたしの目
に憶したような感じで弱々しく見つめてきたのだ。

 なんとなく言いたいことは分かるのだが…




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