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シャイニーストッキング
第14章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり
 236 間髪を入れずに…

「ほら、ズボンを脱ぎなさいよ」

「……あ…は、はい…」
 すると杉山くんは消え入る様な小さな声で返事をし、ズボンのベルトを外し始める。

 カチャカチャ…
 ベルトのバックルの金属音が聞こえてきた。

「…………」
 杉山くんは黙ってズボンを下げる。

「パンツもね…」
 そのトランクス型のパンツも、かなり染みが広がっていた。

「え…」

「いいから、脱ぎなさい…」
 戸惑いの声を出してくる杉山くんに対して、わたしは更に務めて冷静に、そして凜とした声でそう言った。

「あ、は、はい…」
 そして杉山くんは恥ずかしそうに、トランクスを脱いでいく。

 すると、すっかり元気の無くなった、精液まみれのペニスがうなだれて現れた。

 うわっ、本当に沢山出たみたいね…
 と、その瞬間、そう想ったのだが、この展開ではのんびりはできないのだ。

 そう、できれば杉山くんには余計な事を考える余裕を与えたくはなかったのだ…

 落ち込んで、変な事等を考える時間をも無くしたい…

 だから、わたしは間髪を入れずにスッと杉山くんの頭に右手を寄せて顔をわたしに近付け…
 そして、唇を押し付け、キスをしていく。

「あっ…」
 その突然のわたしの早技のキスに、杉山くんはビクッとカラダを小さく震わせし、そしてそんな声を出した。

「ふ……漏らしちゃったのね…」
 そしてわたしは唇を離し、耳元でそう囁いたのだ。

「あ………は、はい……」
 杉山くんは更に消え入る様な、恥ずかしい様な、小さな声で返事をしてくる。

「かなり沢山出てたみたいだけど…
 そんなに……気持ちよかったの?」
 わたしは更にそう囁き、そして左手でうなだれ、精液まみれのペニスに触れていく。

「う、うわっ…………」
 杉山くんはそんな、突然のわたしの手の、指の感触に、ビクッと震え、そしてそんな悲鳴の様な声を小さく上げてきた。

「あら…」
 そして、瞬く間に、うなだれていたペニスは再び固く充血し、ズキズキと震え、脈打ちながら頭を持ち上げてきたのである。


「あら…また…すごい…」

 これは本音であった…
 まだ、まさか、こんなに早く勃つとは思ってはいなかったから。

 それよりもこの時のわたしには、どうしたら杉山くんを傷つけなく、元気に、明るい、従来の彼に戻せられるのか…



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