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シャイニーストッキング
第14章 絡まるストッキング8 部長佐々木ゆかり

235 『シロウト童貞』
今夜これからのわたしの対応次第で、杉山くんの今後の、彼の、女性に対する応対の仕方の生死に関わってくるのだ…とも。
そしてそれは、決して大袈裟ではない…と。
そうよね…
『シロウト童貞』つまりは、風俗嬢相手にしか経験が無いのだから…
それはこうした今夜のわたしとの様な女性との、女性を口説いての…
抱き合い、抱擁、そしてキス…
等々の経験が無いという事なのである。
いや、もしかしたら、こうしたお互いに熱い想いを伝え合う様な、ディープなキスは、いや、キスも、初めてなのかもしれない…
いや、間違いない、初めてであろう。
あっ…
いや、この時、わたしは初めて気付いた…
簡単にいえば…
『シロウト童貞』って…
つまり…
童貞と同じなんだ…と。
だって…
だって風俗は、始めからセックスが目的であり、ほぼ拒否や、相手との駆け引きやせめぎあい等は存在しない…
と、思われるのだ。
はいいらっしゃい…
はいどうぞ…
口説く、口説き落とす、という交渉はほぼ存在しない筈なのである…
そして風俗嬢は、特別な相手にしかキスはしない…
キスがひとつの彼女達のプライドの線引きなのだ、と、訊いた事がある。
だから、つまり、『シロウト童貞』は『童貞』そのモノと変わらない…
つまりは、挿入れた事がある、というだけなのだと思われる。
ならば、この、今夜のわたしとのディープなキスは、正に杉山くんに激しい昂ぶりと衝撃を与えたに違いないのだ…
だから…
だからこそ…
この杉山くんの爆死的な射精は…
『さもありなん』なのである。
よし…
決めた…
わたしは…
「ほら、ズボンを脱ぎなさいよ」
務めて、冷静な声を意識してそう言った。
凜として対応するのだ…
「……あ…は、はい…」
今夜これからのわたしの対応次第で、杉山くんの今後の、彼の、女性に対する応対の仕方の生死に関わってくるのだ…とも。
そしてそれは、決して大袈裟ではない…と。
そうよね…
『シロウト童貞』つまりは、風俗嬢相手にしか経験が無いのだから…
それはこうした今夜のわたしとの様な女性との、女性を口説いての…
抱き合い、抱擁、そしてキス…
等々の経験が無いという事なのである。
いや、もしかしたら、こうしたお互いに熱い想いを伝え合う様な、ディープなキスは、いや、キスも、初めてなのかもしれない…
いや、間違いない、初めてであろう。
あっ…
いや、この時、わたしは初めて気付いた…
簡単にいえば…
『シロウト童貞』って…
つまり…
童貞と同じなんだ…と。
だって…
だって風俗は、始めからセックスが目的であり、ほぼ拒否や、相手との駆け引きやせめぎあい等は存在しない…
と、思われるのだ。
はいいらっしゃい…
はいどうぞ…
口説く、口説き落とす、という交渉はほぼ存在しない筈なのである…
そして風俗嬢は、特別な相手にしかキスはしない…
キスがひとつの彼女達のプライドの線引きなのだ、と、訊いた事がある。
だから、つまり、『シロウト童貞』は『童貞』そのモノと変わらない…
つまりは、挿入れた事がある、というだけなのだと思われる。
ならば、この、今夜のわたしとのディープなキスは、正に杉山くんに激しい昂ぶりと衝撃を与えたに違いないのだ…
だから…
だからこそ…
この杉山くんの爆死的な射精は…
『さもありなん』なのである。
よし…
決めた…
わたしは…
「ほら、ズボンを脱ぎなさいよ」
務めて、冷静な声を意識してそう言った。
凜として対応するのだ…
「……あ…は、はい…」

