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シャイニーストッキング
第13章 絡まるストッキング7 本部長大原浩一

20 次の日のゴルフ
次の日…
二日目のゴルフであり、昨日と同じメンバーであり、そして林田社長もそうなのであろうが多分、私と彼は気持ちの整理と開き直りが出来たのであろう…
そのくらい、落ち着いてゴルフに集中できたのである。
そしてそんな私と林田社長の雰囲気を松本副社長は素早く察知をしたようで、
「よし、今からは、ガチで本気でいこう」
と、2番ホールを回った時に、そう言ってきたのだ。
さすがゴルフをこよなく愛する松本副社長であった、その一言がきっかけとなり、私達四人は真剣に、ほぼ無口になってゴルフに集中する。
だがもちろん私が一番年齢が下なのである、ある程度の気遣いは欠かさず、率先して動いたのではあるが、社会人になってから覚えたゴルフは接待ゴルフであったから、こんなガチの、本気のゴルフはほぼ初めての事であり、緊張感の中にも楽しいゴルフを経験できたのであった。
そしてさすがゴルフ好きを豪語する松本副社長であった、一番は松本副社長、そして山崎専務、私、林田社長という、正に今回の序列通りのスコアでホールアウトしたのである。
「いやぁ、久しぶりに楽しいゴルフだったなぁ…」
過去二番目のベストスコアだったという松本副社長が風呂上がりのラウンジでそう上機嫌に話してきた。
「そうですか、それは良かったです」
山崎専務がそう応える。
「うむ、やはりメンバーがいいとスコアも伸びるんだなぁ」
「そうですな、大原くんも中々上手いし」
「うむ、さすが若いからキビキビとしてて気持ちも良いよ、やはり若い人とやらなくちゃなぁ」
「確かに…」
「大原くん、またやろう」
すると松本副社長は私の顔を見てそう言ってきたのである。
つまり、それは松本副社長のメガネに適ったという意味であるのだ。
そして…
「そうだ、秋のコンペにも是非、参加してもらおう」
「は、はい、是非ともよろしくお願いします」
私は直立不動でそう返事を返した。
この2泊3日の突然のゴルフ…
どうやら私はつつがなく、無事にこなせたようである。
そして帰りも同様にハイヤーに乗って帰途に向かう。
後部座席に座り、ホッとしながら携帯電話を手に取った。
ゆかりに逢いたい…
そう思いながら携帯電話を見ると、着信表示があったのだ。
おや…
それは予想外の着信であった。
次の日…
二日目のゴルフであり、昨日と同じメンバーであり、そして林田社長もそうなのであろうが多分、私と彼は気持ちの整理と開き直りが出来たのであろう…
そのくらい、落ち着いてゴルフに集中できたのである。
そしてそんな私と林田社長の雰囲気を松本副社長は素早く察知をしたようで、
「よし、今からは、ガチで本気でいこう」
と、2番ホールを回った時に、そう言ってきたのだ。
さすがゴルフをこよなく愛する松本副社長であった、その一言がきっかけとなり、私達四人は真剣に、ほぼ無口になってゴルフに集中する。
だがもちろん私が一番年齢が下なのである、ある程度の気遣いは欠かさず、率先して動いたのではあるが、社会人になってから覚えたゴルフは接待ゴルフであったから、こんなガチの、本気のゴルフはほぼ初めての事であり、緊張感の中にも楽しいゴルフを経験できたのであった。
そしてさすがゴルフ好きを豪語する松本副社長であった、一番は松本副社長、そして山崎専務、私、林田社長という、正に今回の序列通りのスコアでホールアウトしたのである。
「いやぁ、久しぶりに楽しいゴルフだったなぁ…」
過去二番目のベストスコアだったという松本副社長が風呂上がりのラウンジでそう上機嫌に話してきた。
「そうですか、それは良かったです」
山崎専務がそう応える。
「うむ、やはりメンバーがいいとスコアも伸びるんだなぁ」
「そうですな、大原くんも中々上手いし」
「うむ、さすが若いからキビキビとしてて気持ちも良いよ、やはり若い人とやらなくちゃなぁ」
「確かに…」
「大原くん、またやろう」
すると松本副社長は私の顔を見てそう言ってきたのである。
つまり、それは松本副社長のメガネに適ったという意味であるのだ。
そして…
「そうだ、秋のコンペにも是非、参加してもらおう」
「は、はい、是非ともよろしくお願いします」
私は直立不動でそう返事を返した。
この2泊3日の突然のゴルフ…
どうやら私はつつがなく、無事にこなせたようである。
そして帰りも同様にハイヤーに乗って帰途に向かう。
後部座席に座り、ホッとしながら携帯電話を手に取った。
ゆかりに逢いたい…
そう思いながら携帯電話を見ると、着信表示があったのだ。
おや…
それは予想外の着信であった。

