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《愛撫の先に…②》
第11章 暗い未来?
泣きながら奈々美は絨毯の床に座り込んだ、バスローブ姿なので見おろす結城に胸の谷間が見えやしないかという考えはないのだろう。
議論をしていると知らない人から見れば甘いシチュエーションだが今はそうではないようだ。
何故ならば結城が怒っているから。

『あたしが片思いばかりで恋愛をしてこなかったから…遥斗くんに女の社員が腕を組んでも怒らない陽子、もちろん本気だったら怒ると思うけど…余裕のある陽子…余裕のないあたし…』
ボソボソと小さな声で言う。
先ほどの結城の【恋愛をしてこなかったから君にはきつかったかもしれない】という言葉から以前結城が言った事を陽子と遥斗の光景でやっと理解したのだ。

『陽子さんが?彼女らしい、頭の回転も早く理解力もあって女として良いと思われる』
彼は想像し笑みを浮かべる。

その言葉と表情に奈々美は陽子に嫉妬!

陽子…結城さんが褒める程にメールを?
バスで帰る事なく送ってもらっておにぎり屋まで寄ってもらったのにあたしは結城さんの事で陽子を憎むの?
ううん…親友だもんっ
陽子はひどい態度をとったあたしをなかった事のようにおはようって言ってくれてた…
わがままなのはあたし…
側に居るのに奈々美は贅沢だわ、と言われた…
陽子は遥斗くんがいなかったら結城さん良いなぁって言ってた、だからあたしが羨ましいと……

『奈々美…黙りこくって何を考えている?だいたいは想像出来る、俺が陽子さんを女として良いと言ったから彼女を憎みかけて迷う…そんな辺りだろう』
彼は腰にあてていた手をやめ腕組みに変える、おにぎり屋の袋がカサカサとかすかな音に彼はそっとテーブルに置き再びの腕組み。

『…どうして?あたしの心を読める事が……』
ボソボソと言い、うつむいていた顔をあげ彼を見上げた。

『予言だけで俺の能力に他はありませんよ、君は顔に出過ぎている…』
声にならないよう彼はフッと片方の口角を一瞬あげ元の表情になる。

『…あの…お腹減ったのじゃないんですか?それなのに言葉はキレッキレで……』
思考を見透かされ彼女は眉を下げ情けない顔。

『あぁっ?キレッキレ…ふふ…そういうフレーズを言わなそうにみえて言うんですね…君が怒らすからだっ!翔子の事は親友の妻で友達だと今初めて言った訳ではないのに君は信じていないっ!今後これを何度言えばいい?何度言えば伝わるのだろう…』
彼は怒っている。
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