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《愛撫の先に…②》
第11章 暗い未来?
2007の部屋に入る前におにぎりに気がついて隣の2008の部屋に来た結城は多少の疲労が見受けられ、そんな中での言い合いにウンザリしているようだ。

『何度差し出されても俺は受け取らない』
ため息をつき結城は彼女の手から封筒を取りテーブルに置いたのはその話題を終わりにしたかった為。

『どうして…?』

『疲れている、空腹だしシャワーも浴びたい』
彼はドアの方に一歩歩き彼女にまた背を向けた。

どうして結城さんと顔を合わすと喧嘩になるの?…
どうして……
泣いちゃっダメ…泣いちゃっ…

なんとなく泣く気配に気づいた結城がまた振り向く。
『どうして、なんて聞き返しますか?受け取る理由等ない……そうやって泣けば人は助けてくれると思うのですか?翔子の事はこだわらなくていい、差し入れの高原プリンのあたりから君はあいつにこだわった』
またため息をついたがうつむく彼女をみながら言った。

『どうして…どうして高原プリン…気がついて?』
彼女は驚きまん丸い目で涙が落ちるのも構わず結城をみつめた。

『ほぼ1か月前1人で高原プリンを買いに行ったのだろう、翔子にこだわっている何よりの証だと言えますが…当たっていますね?』
彼は両腕を腰にあて言いはなった。

どうして…
どうして…
『……うっ…ヒック…なんで……』
彼女の目から頬に伝わる涙がそうだと言っているよう。

『君が何故翔子にこだわるのか…』
ヤレヤレという表情をする。

『電話あると笑うもん…楽しそうに話すし…部屋から出て電話したり…そんなの…そんなの…』
ティッシュを取り涙を拭くが溢れる涙。

『恋愛をして来なかった奈々美にはきつかったのかもしれない…だけど翔子は10代の頃から将也が好きだとわかっていた…告白以前で俺は勝ち目がなかった…今はただの友達で親友の妻だ……信じてはもらえないのですか?』
相変わらず腰に手をあてて話している、教え込むようなゆっくりとした口調からは後何度言えば伝わるのだろうという諦め。

『…ヒック…あの……あたし…』
彼女は苦悩の表情をみせた。

なんで結城さんに勝ち目なんかないの…?
あたし翔子さんが許せない…
告白前の結城さんの心はどんなに辛かったの…?
諦めなくちゃなんないって気持ちはどんな感じなの?
ただの片思いで終わる諦めとどう違うの?
わからないのは恋愛をして来なかったあたしだから…?

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