この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
☆番外編あらかると☆
第2章 恋の速さはallegro non troppo
(ああ……
私のバカバカ――!
よりによって、西君の前でドジ連発かますなんて……
呆れた顔、してたし……
頭の悪い子、て軽蔑されたかも……)
ドーン、と落ち込み肩を落とす美名に構わず、祐樹は深く息を吸い込み、抜ける様なロングトーンを発声する。
ざわめいていたファン達もシン、と静まり返り、祐樹に注目した。
美名も彼の澄みわたる声に惹き付けられ、一歩、歩み寄る。
祐樹は美名に目配せすると、指を鳴らして拍を取り、ファン達も手拍子を始めた。
流れる様に滑らかなメロディを聞いて、美名は祐樹が何を歌おうとしているのかを察し、彼のキーに合わせ、高音部分を口ずさむ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


