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☆番外編あらかると☆
第1章 私とチョコ、どっちが甘い?~綾波とのVt
(なんだ……寝言……)
美名はホッとして、スマホを脇へ置いて、綾波の寝顔をじっくりと見つめた。
真っ直ぐで長めの黒髪に、黒く長い睫毛。
高い鼻筋に、形の良い唇……
そして、キメの細かい肌は、思わず嫉妬してしまうくらいだ。
そっと指で頬に窪みを作る。
(わあ……柔らかい)
いつも、甘い言葉と容赦ない身体への責めを巧みに使い分けて美名を翻弄して啼かせる綾波だが、眠る顔はまるで小さな子供に見える。
元々綾波は少年の様な顔立ちなのだが、立ち居振舞いやその言動や態度が彼を狡猾さが見え隠れする大人の鋭い男に仕立てあげるのだ。
何度も、何十回、いやもっと、綾波とこうして過ごし、その無防備な寝顔を目にしている筈なのに、見る度に胸の奥が甘く疼いて叫び出したくなる衝動にかられてしまう。
(か……
可愛いっ……)

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