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☆番外編あらかると☆
第4章 ブライダル・ナイト―花嫁の君を抱いて
「ああ……もう笑いすぎて疲れちゃった――あぐりったら……本当に可笑しい……ふふ」
浴室のほなみの声が部屋の智也まで届く。このホテルは結婚式場を併設した由緒あるホテルなのだが、智也とほなみは、正に今日ここで結婚式を挙げた。
式のあとそのまま披露宴、場所を移して親しい友人だけで二次会に行って、ホテルへ寝に戻ってきた。
一番豪華なスイートを取ったのだが、浴室がとにかく広く、バスタブも大きい。
カップルが一緒に入るにも十分ゆったりしたサイズだが、智也はほなみに先に入るようにと促した。
二人は一緒に風呂へ入った事がなかった。ほなみから言い出す事はなかったし、智也も言わなかった――智也はほなみに対し、クールな態度を貫いていた。
本当はいつも常に彼女を抱き締めていたい――だが、彼の欲は底が無い。もっともっと、とほなみを追い込むまで求めてしまうかも知れない。
端から見ればおかしな意地なのかもしれないが、智也は恋人で、そして今日妻になったほなみに、ある意味禁欲的だった。

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