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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
「……て、手伝ってこなくちゃ!」
ほなみは彼と目を合わせないまま慌てて小走りに入って行く。すると、ライヴホールの下手側にあるツリーに目を奪われ足を止めた。
天井の高いホールに飾っても見劣りしない大きさと豪華さだ。
綾波が真剣な目をして飾り付けをしている。
「わあ……」
吸い寄せられる様に近付くと、綾波が手を休ませないままで声をかけてきた。
「おい、そこの箱を取ってくれ」
「は、はい!」
ほなみは、正方形の沢山飾りの入った大きな箱を持ち綾波の側へ行く。
「……う~む……お前、どう思う」
綾波はサンタの人形の飾りと天使の飾りを手に取り、ギラリと目を光らせた。
その剣幕に思わずたじろぐ。
「ど、どうって」
「俺はサンタをここに吊るした方が良いと思うんだが……バランス的にどうだ?」
「えっと……」
ほなみはツリーから少し離れて、遠くから眺めて見る。
「左側の方が飾りが少ないので……そちらに飾った方が……」
「おう、確かにそうだな……よし」
綾波は器用にサンタをくくりつけて行く。
後は電飾を全体に付けて、仕上げにツリーの頂上の金色の星を飾るだけだった。

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