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秘密のキスは蜜の味【完結】
第22章 第2部…抱きしめたい

「その代わり終わったら電話して迎えに行くから」
う、うん分かった。ありがと!
きっと渋々なんだろうけどオッケーしてくれた…
良かった!実は私、歓迎会の幹事をやらされて……だから何て言って断ろうかずっと考えてたの。
鏡也君来週は休みなんだって…
ごめんね。
せっかくの休みなのに一緒にいられなくて!
「仕方ないさ、じゃぁさ、その次の休みはどっか出掛けよう」
「えっ…ほんとに?」
凄く嬉しいけど……
でも毎日遅いのに、ゆっくりしたいんじゃない…
どこいくか考えとけよ!って言われたけど…
いいのかな?
「俺も気分転換したいんだよ、なっ行こ」
「うん!ありがとう」
いろいろ考えるんだけど…なかなか思い浮かばないもんだね……
あんまり遠くなくて、ゆっくりできて~外は熱いし涼しい所で……
あ~もう分かんない!
「鏡也君のマンションでのんびりしたい」
結局、決められなくてそう言っちゃった。
まだ日にちがあるんだから、今決めなくてもいいんだぞ…って鏡也君は言ったけど
でもいいの!どこにも出掛けなくったって鏡也君とマッタリ過ごす方が今の私には一番の癒しになるから!
「ほんとにいいのか?出掛けなくて」
うんいいよ!
だって思い浮かばないんだもん!
そしたら…「ドライブに行きたいとかさぁ……いろいろあるだろ~」なんて言われちゃった
「あっドライブ?そっか」
…海とかプールとか…水族館もあるし!って
「あっ……そう、だね」

