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スローバラードを君に
第3章 Give us kiss?




「ヒメは物じゃないぞ……」


「ふふ……お前、本気であの子に惚れたか?」



「……」



「ふん。どっちでもいいか……
今夜はヒメを物にすると決めたんだ。
勝負に乗るのか?それとも俺があの子をペロリと食うのを指をくわえて眺めたいか?」



俺は他のバンドマンに捕まっているヒメの方を向いた。





「ヒメ!」



ヒメはびっくりした様に目を見開いて俺を見た。
その様が可愛くて、心の中で強く思ってしまう。


(絶対にヒロヤに勝つ!)



「何でもいいから、酒をどんどん運んでくれ!」



「は、はい!」



ヒメは、長い髪を揺らしてジャム店長の所まで駆けていく。

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