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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
貴也は、真っ赤なまま怒鳴り付けてくる。
「俺はっ……お前が好きなんだよっ!……ついでに言うとな――っ!俺はお前が散々寄越したレモンケーキなんか、別に好きじゃないんだよ!
最初にお……お前が俺に『あーん』って食べさせてくれてっ……!そ、それで何となく……旨いって思っただけだ――!いいか――俺はケーキじゃなくて……お前が好きなんだよ――!……そういう訳だっ!分かったかっ」
ゆうみは頭の中が疑問符で一杯になる。
今、理解不能な言葉を貴也が言ったような気がするけれど……
まだ夢を見ているのかも知れない。
女子高生から熟女まで手広く手玉に取る実力の持ち主の貴也が、まさか私を好きだなんて……
「アッハハ――!
そ~んなの、ないない!……きっとこれも夢の続きね、やっぱり!」
ゆうみは、両手をパシンと打ち頷いたが、貴也は面喰らう。
「お、おいっ!
何を言ってんだよ!
夢オチで纏めようとすんな――!
これは現実だ――!」
「ま~たまた~!
そんな真面目な顔で言ってきても信じないからね~!
……ふあ、眠……
また寝たら……夢から醒めるかな……
おやすみ」
「ち、ちょ待てよ――ゆうみ!」
毛布を被り寝に入ろうとするゆうみに、貴也は愕然とする。

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