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恋のたまご、割るのはダレ?
第3章 初チュー?なのに!
あんばんだんてぃーら
あんばんだんてぃーら
えくえくえくえく
えくえくえくえく
けづんばんな
けづんばんな
一体いつから聞こえていたのか。お経みたいな呟きの二重奏が何処からか響いている。
一本調子かの様に聞こえていたその二重奏は、突然小さな囁き声になったかと思うと、次第に叫ぶ様な激しいものになり抑揚がついている。
ゆうみは鈍く痛む頭を二、三回振ると起き上がった。
――あれ、私、何をしてたんだっけ?
ゆうみは、自分が居る場所が、良く知っている馴染みのあるところだという事に気付く。
錆びかけた、にび色のドア。
オレンジ色の手摺に、ミントグリーンの金網。
金網の向こうには、グラウンドが見える。
(……中学校の、校舎の屋上……)

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