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恋のたまご、割るのはダレ?
第10章 ヒロインを助けるのは、ダレ?


「なにをしてるんじゃワレえーーっ!」



 突然、絶叫と共に、ガツン、という衝撃が玉子の後頭部を襲い、玉子の動きが止まる。

 ジンジンと痛くはあるが、何故か心地好いのに玉子自身が驚いていた。

 ゆっくりと振り返り、声の主の顔を認めると、玉子は花のように笑った。



「たかぴー……起きたの?」

「起きたの、じゃねーよ!おおおお前っ、性懲りもなくゆうみにっ!」

「結構な攻撃をしたのに、流石たかぴー……強いね」



 玉子は深呼吸し、身を起こすと、横たわっているゆうみを見る。

 ゆうみはーー険しい顔をしていたが、やがて口を歪めると、不気味な声で言った。



「ふふふ……残念だったねえ……いいところだったのに……」
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