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恋のたまご、割るのはダレ?
第9章 貴也参上――!ってばよ!



「――どうりゃああああああ――っ」


「!?」



玉子は驚き振り向く。

突然、咆哮が辺りに響き、部屋のドアが放たれた。

ドアの向こうに立っているのは貴也だった。

彼は、部屋の中の様子に一瞬目を丸くして手の甲でごしごし擦るが、次に目を開けたときには、資料室は元通りになっていた。

夜空も、輝く星も、浮いていたゴージャスなベッドもない。

ゆうみが床に横たわっていて、玉子が側にいたのだが――

ゆうみはなんと、パンツ一枚という霰もない姿だったのだ。


「……う……わああああ……ゆうみ……おまっ……て言うか、玉子――!!」


貴也の目はやはり形の良い乳房に釘付けになるが、かあっと身体と頭に血が昇り、固めた拳を玉子の顔目掛けて降り下ろした。


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