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恋のたまご、割るのはダレ?
第8章 貴也参上!
そういや、さっき電話したらゆうみの奴、出もしなかったな……
この貴也様を無視するとは見上げた根性だ。
まったくあいつは、マジか?と叫びたくなる位鈍いし、ちょっと迫ると頭突きやらキックを股間に仕掛けてくるし……
それも、なんの躊躇もなしにだぜ?
あり得ないだろ。普通。いや、あいつは普通の女じゃ無いからな。
八頭身という、日本人には奇跡的なスタイルを持つこの貴也様の何が不満なんだよ。
親同士だって仲が良くて、ゆうみだって俺のオカンになついているじゃないか。
もし、もし、け……けけけケコーン……結婚だ入籍だ、てなったとしても、ありがちな嫁VS姑問題なんか起こらないしさ……
……こんな完璧でお買い得な俺を、あいつは一体いつまで無視する気なんだよ……
「あ――腹立つ……むちゃくちゃムカッ腹……
あり得ねえ……マジで……」
貴也は無意識に呟いていたが、目の前で黒崎に咳払いをされてハッと我にかえった。

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