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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
「ぐえほっ……ぐえほ……おげっ」
煙を吸い込んでしまい、非常に可愛くない咳をしてしまったゆうみは、内心
――もし、今私を抱き上げている警備隊員様が、素晴らしくイケメンだったらどうしましょう……
こんな、痰を吐き出してペエッ!とか、くしゃみを盛大にしてからチキショーめ!……とか毒づくようなノリをするおっさんがするような⬅偏見かも知れないが……
とにかく、21の、花も恥じらっちゃって咲けもしない乙女に相応しくない咳をしてしまって……滅茶滅茶恥ずかしいじゃないのっ――
等と、得意の妄想を頭の中で展開させていた。
もしも、警備隊員――ゆうみの希望は、主役級のレッドより、ブラックだ。
ZECOMブラック様が……⬅いや、違うだろ……
ブラック様と、これが切っ掛けで恋が始まってしまったら……
一番の理想は、プラチナブロンドでミッドナイトブルーの瞳の王子だが、悪と戦いヒロインを守るZECOMブラックも悪くはない。

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