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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也


「ぎゃああ――離せ――っ俺は、犯人とかじゃねえわ――!!」


「貴也さまああ――よくぞご無事でっ……無事ですわよね?

鈴田ゆうみに貞操を奪われたり……していませんわよねっ?」


「――襲われたのは私の方だっつーの!!ぼげえええ!!」


桜林の叫びに、つい反応して言い返してしまったが、内心、

――ヤバイ!明日からまたいびられる!


と舌打ちする。


案の定、怒気を孕んだ桜林の声がゆうみを震え上がらせた。


「ほおお――この私に向かってぼげえええ、ですって~?

総務課のマドンナの桜林美緒様に、鈴田ゆうみごときがよくも――」


「ゆうみ君!!そう言えば、君の瞳は20(トウエンテイー)COLORは何処にっ!?」


茂野の焦った声にもゆうみはビビる。

そうだ。

闇の秘密組織の親玉のスナイパーに消されるという危険がまだあったではないか。

ゆうみの中で、茂野はラスボスまで昇格していた。



「ZECOM警備隊、初出動にして犯人、人質共に無事確保いたしましたっ!!」


「ぎゃっ」


また頭上で叫ばれて、ゆうみは驚いて叫ぶ。


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