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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
ゆうみの頭の中に、力強く勇壮なオーケストラがジャジャーンと鳴り始める。
そして、音楽に合わせてZECOM警備隊が現れるのだ。
だだっ広い砂丘か何かだろうか。
何故か至るところで爆発が起こる中、警備隊員達は軽やかな身のこなしで舞うように爆風を避けながら物語の主人公を助けに来るのだ。
そして、お約束の、決めポーズと決め台詞も。
「その強さはまるで稲妻の轟のように!!
眩い稲光で敵を倒す!!
ZECOMイエロー!!」
「穢れなきピュアなハートは剣よりも強し!!
あなたのハートをビューテイフルにリニューアル!!
ZECOMホワイト!!」
「青い海、青い空、そしてボクは青のヒーロー!!
爽やか☆イケメン☆良い子とマダームの味方!!
ZECOMブルー!!」
「♪真っ赤に燃える~
血潮~よりも~熱い~
た~ぎ~る~ジャステイス~
んっふー!!♪
ZECOM~レッド――!!」
「「「「そうだ――!!我々は、噂のZECOM警備隊――!!!!」」」」
⬆
……これは、ゆうみの頭の中で壮大に繰り広げられた得意の妄想である。
「ZECOM警備隊――!
待ってたわああああ!」
ゆうみは、すっかり戦隊ヒーロー達に救われるヒロインに成りきり、叫んだ。

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