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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
「貴也様~!何処にいらっしゃるの~?」
「桜林君っ……お待ちなさいっ……」
凶悪桜林お嬢と、スパイ茂野が近付いてくる足音がするが、貴也はゆうみの口を手で塞ぎながら文字通り血眼でズボンを脱ごうとしている。
「ふがっ――」
「……声出すな……邪魔が入ったら既成事実を作れないだろうっ」
「――ふへいひひつっ!?」
貴也は悪代官の如く腹黒い笑みを浮かべ、恐ろしい事を呟いた。
「俺のスーパーマグナムの威力は確率120%だから……っ一発で命中間違いなしだ……」
「ふーはーはふはふっ!?」
「だから声出すなっ」
「ふんぐ……っ」
貴也の言う事はいまいち意味不明だが、そのスーパーマグナムが、ゆうみにとって喜ばしい結果をもたらさない事は分かる。
大体そんな恐ろしげな名前のモノを使われるなんて冗談じゃない。
ゆうみは貴也に組み敷かれながら、必死に警報ボタンに手を伸ばした。

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