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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
貴也は、気が違ってしまったのだろうか?
何か、変な物でも食べて精神に異常を来してしまったとか?
社食の食べ物に当たったなんて話は今まで聞いた事はないが……
――そうだ!!
おMEME!!
尻に刺さったおMEMEの先端部には実は毒が仕込んであって、尻から毒が廻ったとか?
茂野課長は、表向きはマスダジムの窓際で、実は何かの秘密組織のスパイで、事務用品の開発と称して怪しげな武器を制作しているのではないか――?
ゆうみの妄想は、とんでもない方向へ暴走し始めた。
認めたくないが、貴也は頭も良くて顔も良くてスポーツも出来て、天が二物も三物も与えちゃったんだね~と他人からやっかまれてしまう程の人間なのだ。
なのに、突然おかしな行動をとる事がある。
きっと、そんなとき彼には何かが憑依しているのだろう。
今こんな事になっているのは、スパイ茂野のせいに違いない!!
ゆうみの頭の中で、茂野は闇の組織のスパイにされてしまった。
そうかそうか……だから奴はキスを迫ったり、目の色を変えて裸になってみたり…………て……ええ?
――裸っ!?
ゆうみが一生懸命に「何故に貴也がおかしくなってしまったのか」と考えを廻らせている間に、貴也は既に半裸状態だった。

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