この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
バトルボールペン欲しさに子供の万引きが急増したり、学校でボールペンを持っていないと友達の輪に入れずバカにされる、苛めのきっかけになる、と保護者からの苦情が殺到するようになり、バトルボールペンは発売してから半年で販売中止になった。
その開発を担当したのが茂野課長。
当時、開発課は社内では花形の部署で、課の部屋も社長室の隣に存在していた。
だが、バトルボールペンで世間からのイメージを悪くしてしまった、ということで開発課は奥に追いやられてしまった――
らしい。
ゆうみが入社して開発課に配属された時、茂野は人の良さがにじみ出る眉をゆがめ、
「……申し訳ないねえ……
ここの部署では出世や玉の輿は狙えないと思うけど……」
と嘆くように言った。
だがゆうみは、働いた分のお給料が貰えて、それで好きなコミックやアニメグッズが買えれば満足で人生オッケーなのだ。
この課が実質見捨てられた部署であろうと、課長が窓際だろうと関係ないし全く問題ない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


