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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
「萩原っち、何だか焦った声を出してたわよ~?
ゆうみをめぐる男達の戦いかあ……ドウルドウルドウル……
萌えるう~☆」
「昌美君……私は関係ありませんからね?
私には愛する妻と娘が」
超絶早口で弁明する茂野を無視して、昌美はブツブツ言いながら手元のメモ紙に何やら書き、ぐふぐふ笑い、紗由理は鉄平相手に家庭の愚痴をこぼし始めた。
「……テレビとか見てるとね?
綺麗な女優さんとか、若いグラビアアイドルにぼーっと見とれちゃってる事がよくあるのよ‼
そりゃあ……分かるわよ?私だって、素敵な人を見かけると、いいわねえ……て思うもの。
でもね……私と一緒にいるとき位、気を使って欲しいのよね~」
「はあ……
ちなみに、主に旦那様は誰に見とれておいでで?」
「桃月ぱいみ……とか……広瀬すず子……とか…」
「おお~!!旦那様、いい趣味ですね~俺、どっちも大好きっす!!」
「……へえ……そうなのおおおお」
紗由理は笑顔の中に、底知れぬ殺気を滲ませて鉄平を見た。
「ひいっ……いやその……でも……
俺は紗由理さん位のほうが……」
「くらい、てどういう意味かしら――っ!?」
「ひああああ――許して下さ……殺さないでっ……ぴいいいいい」

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