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恋のたまご、割るのはダレ?
第6章 お前は俺の物だろ!by貴也
「ゆうみ~、萩原君から内線」
昌美が、コピーの紙詰まりと格闘している真っ最中のゆうみに受話器を向ける。
「貴也から~?
……この忙しいのに、何よ‼
鈴田ゆうみは帰った、とか、海外出張で一年戻りませんだとか、適当に言っといて下さい!!」
熱々のコピー機の内部に、軍手をはめたゆうみが鷹のような目を向けた。
傍では茂野課長がオロオロと見守っている。
「ゆうみ君、気を付けて……
コピー機の熱さを舐めたら火傷するからね?
嫁入り前の娘さんに怪我を負わせる訳には……」
「私は二次元のイケメンと添い遂げるから心配要りません!!」
「……いやいやいや、ゆうみ君」
昌美は、電話口で貴也に
「ゆうみは課長との人生の語らいで忙しいみたいです……えっ?
不倫してるんじゃないかですって?
……フフフフ……気になるなら、直接ゆうみに聞いてみたら~?
ドウルドウルドウル……」
と言って切ってしまう。

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