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eyes to me~ 私を見て
第23章 恋情にのたうつ獣

ドアを後ろに、深呼吸する。
――危なかった……
美名と重ねて、三広を滅茶苦茶にしてしまう所だった。
下半身は既にムクムクとたぎり、纏っている布が邪魔に感じる程だ。
「はっ……どうしようも無い奴だな俺は」
自分に笑えてくる。
美名と離れてたった一晩なのに。
もう禁断症状か……
美名に出会う前は、自分はどんな風にしていたのだろうか。
――ついこの間まで、俺は他の女を愛していた。
決して手に入らない女を。
この腕に抱き締めて、奪おうとした事もあるが、出来なかった……
彼女にそっくりな美名を、最初は彼女の代わり位に思っていた。
だが、あっという間に俺の中で美名は大きくなり、今や心底溺れている。
身も心も、だ――
服が窮屈に感じ、無造作に一枚一枚脱ぎ捨てていった。
――危なかった……
美名と重ねて、三広を滅茶苦茶にしてしまう所だった。
下半身は既にムクムクとたぎり、纏っている布が邪魔に感じる程だ。
「はっ……どうしようも無い奴だな俺は」
自分に笑えてくる。
美名と離れてたった一晩なのに。
もう禁断症状か……
美名に出会う前は、自分はどんな風にしていたのだろうか。
――ついこの間まで、俺は他の女を愛していた。
決して手に入らない女を。
この腕に抱き締めて、奪おうとした事もあるが、出来なかった……
彼女にそっくりな美名を、最初は彼女の代わり位に思っていた。
だが、あっという間に俺の中で美名は大きくなり、今や心底溺れている。
身も心も、だ――
服が窮屈に感じ、無造作に一枚一枚脱ぎ捨てていった。

